須関裕子先生講座レポ―ト

10月17日は、須関裕子先生によるピアノ演奏時の身体の使い方の講座でした。
実際に身体を動かして体験、演奏は指先だけの問題でないことを改めて感じた時間でした。
後半では本番前のメンタル面のお話もあり、やさしい物腰と語り口の先生のお声が心地よく、受講者の方も深く共感しながらお話を聞いていました。

須関先生ありがとうございました。

本日の講座を終えて…（受講者の声）

・常々、演奏には指先の技術だけの取得のみならず、自分の身体を理解し、コントロールする力が必要だと感じていますので、受講してよかったです。具体的にどんな体操をしたらよいか、どんな効果があるかを実感出来ました。

・本番前の心構えも丁寧にお伝えいただけて、改めてそうだよねと思うことができました。特に努力を振り返る、努力があるから自分を信じられるというお言葉が沁みました。

・ペダルは股関節から繋がっている意識、弾く時は手根骨から動くという意識を持つと言われたことが新たな気付きでした。実際に演奏してくださってよくわかりました。

・人間には206本の骨があり椅子の位置、トリルの弾き方は手根骨や指の根元から使う等、意識する事により弾きやすくなり音の響きも変わってくると言う事が学べました。リストの『身体から10本の指が出ていると思って弾く』との言葉が心に響きました。

・メンタルに関しましてもとても参考になりました。発表会前の緊張ほぐしにも良いアドバイスが出来そうです。振り返りの心、見直す時間も大切な時間として取り入れ自分の弾きたい音を探っていきたいと思います。

・音楽を通じて大切なものを見つけられたらいいね、という言葉が印象に残りました。