芝田奈々先生と佐藤和大先生講座レポ―ト

6月20日は、芝田奈々先生と佐藤和大先生によるピアノデュオトークコンサートが開催されました。
2021年第45回ピティナピアノコンペティション連弾上級で金賞受賞の他、国内コンクールにて入賞を重ね、新たな挑戦をし続けるピアノデュオのお二人。

お二人の音楽の考え方、連弾での楽曲解釈と演奏表現について演奏を交えながらお話していただきました。ソロとは異なる音楽への向き合い方のお話、そして素敵な演奏をありがとうございました。

本日の講座を終えて…（受講者の声）

・お若いお二方のフレッシュな音色が心に残ります。 お2人の息の合った演奏は本当に素晴らしかったです。作品についても深く理解されていらっしゃりその中でお互いの主張部分の葛藤秘話をお聞きし　連弾の難しさを改めて感じましたが、お2人の笑顔が同じ方向を向かれ１つの作品を表現される様を感じさせて頂きとても勉強になりました。

・ドイツのオクセンハウゼンでの天気の話。天気がコロコロ晴れたり曇ったり変わるところが、シューベルトの作品に重なったとのこと。 ドイツに行ったら弾けるようになる‥は、すごく興味深かったです。

・演奏を聴かせてもらうだけでなく、連弾に対する思いや気をつける事も生で聞くことができ、よかったです。 個人的にペダルのことで悩むことが多かったので、参考にさせていただきたいと思いました。

・連弾をするといつも、合わせること(縦をそろえること)をまず考えてしまっておりましたがそれと同じくらい、もしくはそれよりも大切なことがあると感じました。作曲家や曲が作られた背景などを共通認識として持ち、音色を共有しながらそれぞれの音楽を尊重し新しく2人の音楽を作っていくというのが、今回演奏やお話を聞いて大切なことだと感じました。

・連弾曲と他の編成曲との関係についてや、二人での曲の仕上げ方についてのお話しがとても参考になりました。