角野美智子先生講座レポ―ト

11月16日は、角野美智子先生をお迎えして、『「好き」が「才能」を飛躍させる子どもの伸ばし方』セミナーを開催いたしました。

角野先生は、第18回ショパン国際コンクール（2021年）でセミファイナルまで進出したYouTuber/ピアニストのかてぃんこと角野隼斗さん（東大、東大大学院卒業）の母親でもあり、コンクール上位入賞者を延べ100名以上輩出したピアノ指導者です。

ピアノ指導だけにとどまらない、「子育て」についてお話いただきました。

本日の講座を終えて…（受講者の声）

・講座の中で聞いた具体的なレッスンの時のアプローチの仕方（問いかけ、思考させて自分で答えを導き出す自立した自主練習ができるようになる様にする）を実践してみたいと思いました。又、コンクールへの声がけもできる限り増やしていこうと思いました。

・「興味を持った時が適齢期」というお話が印象に残りました。現在私は幼稚園～80代の生徒さんまで在籍していますが、子供に限らず大人の生徒さんにもこのお花が繋がると実感します。先生が書かれた本も読みながらレッスンに生かして行こうと思います。

・レッスンではつい、生徒の苦手なところばかり気になって、そこしかレッスンしないような指導になってしまいますが、生徒の好きなことや得意なところを気づき、上達への道に繋げるように先生がもっていかないといけないと感じました。いつでも、生徒のことをよく見ようと思います。

・あの角野隼斗さんのお母様と知り、とても興味深く聴講させて頂きました。やはり家庭での母親と子供の関わり方やレッスンする講師によって育つ人間力は違うと感じました。好きな事を伸ばしてあげたい！と思ってもなかなか導き方の発想力がないので、母親も講師もいかに楽しむ事が大事か痛感しました。ピアノによってコンクールへの参加やお勉強との相乗効果も人間力を鍛える事に繋がる！と仰っていて今後の子育てや生徒のレッスンにもとても参考になりました。

・穏やかな話し方、そして魅力的な伝え方をされるお話し、大変楽しい講座でした。講師としての立場だけではなく保護者としての在り方なども伺えて気持ちが大変救われました。

↑先生の書籍の中でも紹介されているゼリーカップを使ったリボンと鈴鳴らし。
手作りの教具で運動を通じて身体表現を学びます。