今井　顕先生　講座レポート

6月30 日(火)の公開講座は、ピアニストであり、有名音楽大学等で後進の指導にあたられていらっしゃいます、今井顕先生をお迎えして、『ブルグミュラーを深く読み込もう！～原典スラーの意義～』を行いました。
今回の講座では、「ブルグミュラー25 の練習曲」の全曲、一曲一曲の演奏ポイントを丁寧に教えて頂きました。

指導する機会も多いかと思いますので、是非レッスンでも取り入れて頂きたいと思います。
今井先生、貴重な演奏とお話をありがとうございました。

本日の講座を終えて…（受講者の声）

・スタッカートの奏法についての説明がわかりやすかったです。本来の意味から実際の奏法について生徒に伝えていかなければならないと感じました。

・原典版のスライドと比較しながらが興味深かった。2時間の講座で全曲ひと通りの考察をありがとうございました。

・日本語の発音と原語の発音、イントネーションがスラーとも関わりがあり、意識して演奏も変えていかなければならないと思いました。こどもへの指導では定番の曲ですが、より素敵な演奏ができるように今日学んだことを生かして指導していきます。

・まずは、無観客に近い状況下、高湿度の中をフェイスガードをつけたまま、熱い講義をしてくださり、感謝いたします。簡潔ながらも細部に渡り大変丁寧で、共感することばかりでした。とりわけ、スタッカートに関する解釈は、日々生徒に対し感じていることであり、今後のレッスン内で今井先生の想いを伝えていこうと強く思いました。

・書いてあるアーティキュレーションをどう弾くかを伝える時に、”スタッカートは表情豊かに弾く”という伝え方はとても参考になりました。強弱ではなく長短も意識することや、脅迫を強く弾くのではなく、弱拍を弱く弾く練習法も取り入れてみたいと思いました。