パップ晶子先生講座レポート

7 月16 日(火)の公開講座は、バルトーク作品の楽譜校訂を始め多数の執筆活動、レクチャー・コンサートを行っていらっしゃいます、パップ晶子先生をお迎えして、『バルトーク《ルーマニア民族舞曲》《ルーマニアのクリスマスの歌》《ソナチネ》とルーマニア民族音楽の世界』を行いました。

今回の講座では、ルーマニア舞曲の音源やバルトークが演奏された貴重な音源も聴かせて頂き、楽譜だけでは理解が難しいニュアンスを学ぶことができ、より興味が深まりました。とても分かりやすく教えて頂きましたので、是非生徒さんへのご指導にも取り入れて頂きたいと思います。

パップ晶子先生、貴重な演奏とお話をありがとうございました。

本日の講座を終えて…（受講者の声）

・放牧など生活環境が大きく違う中で生まれた音楽なので普段ふれることがなく、参考になりました。

・「ルーマニア民族舞曲」は毎年のように発表会で生徒が弾いておりましたが、次回からはもっと違った指導を心掛けたいと思いました。

・バルトークの自作自演の貴重な素晴らしい演奏を聴け、感動しました。先生のお話が大変わかりやすく、美しい演奏や映像を入れてくださり、バルトークをもっと勉強してみたいと思いました。

・ルーマニアの民族音楽の豊かさ奥深さに触れることができました。変拍子や変わったメロディに意識がいってしまいがちですが、まずはルーマニア民俗音楽を味わうことを大切にしたいと思いました。

参考書籍のご紹介

《使用テキスト》
『バルトーク ピアノ作品集①・②』
定価：￥1,600（税別）　出版：音楽之友社